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エリアベイト向きのベイトリールは?

コンパクトで4lbのラインが60~70mは巻けるモノ。そしてギア比が8.0:1前後のハイギアタイプがお勧めです。ブレーキシステム的にはスプーン専用なら遠心でもいいですが、プラグも投げるつもりなら、現状はマグブレーキのモデルが良いでしょう。遠心ブレーキのアルデバランBFSもマグブレーキ化可能なので、リールの選択の幅はだいぶ広がりました。T3AIR、アルデバランBFS、RevoLTXがお勧めです。

  


ベイトタックルは着水直後のバイトが多い?

魚は着水する前からルアーを見ています。そして高い位置からルアーが入射してくるスピニングの軌道に飽きている傾向にある。でも、軌道の低いベイトで投げると、同じルアーを使っていても反応よくバイトしてくることがあります。しかも、ラインスラックが少ない分、ベイトのほうが、この着水直後のバイトを的確にフッキングさせやすいのです。

  


ベイトタックルはアクションがつけやすい?

ベイトタックルの重心は、ちょうどリールの位置にある。だから、ここを少し動かすだけでルアーを細かく操作することができます。ロッドディップを動かすのではなく、パーミングしている手をチョンチョンするだけで、アクションがつく。だから、ベイトタックルは繊細なアクションを必要とする釣りが得意となります。

  


ベイトタックルでラインスラックが出にくいメリットは?

まずひとつは着水直後のバイトに素早く反応して確実にフッキングさせられること。それと通したいコースに対して、より正確にルアーが通せることです。スラッグが出ない分、風や波によって、ラインが余計に出ていくことがないため、思い描いたトレースコースで、しっかりルアーが引けます。

  


ベイトリールのブレーキ調節のコツは?

メインの調整はメカニカルブレーキの強弱です。マグや遠心は微調整に使います。また風のあるときのセッティングですが、向かい風ならメカニカルを強めにかける設定。横からの風に対してはマグや遠心をかけての調節です。ちなみに無風の状態なら、マグブレーキは緩めに使います。

  


リールハンドルのサイズの違いで何が変わる?

使うルアーによっては、ハンドルの長さを変えて巻いたときのフィーリングに大きな違いが出て、ひいてはそのルアーのポテンシャルを十分に引き出すことができるようになります。

ハンドルの長さを変えることで違ってくるのが、リーリングしたときのトルクです。また、巻き取りやすさも違ってきます。長い方はトルクがあり速い巻きスピードやルアーを大きく移動させることが得意です。短いとトルクは出ないけど、巻きムラが少なく、スローでやわらかいリトリーブに向いています。これらの特徴を踏まえてうえで、使うルアーとハンドルサイズを調整するといいです。

速いスプーニングとボトムやミノーではハンドルは長め、クランキング中心なら短めに設定がベター。もちろんこれが正解というわけではなく、水抵抗の大きいクランクベイトで引き重りが気になるのなら、トルクの出る長めのハンドルにセットしても構いません。また、スプーニングでもスローでていねいなリトリーブをしたいときは短めのハンドルの方が有利です。

  


シングルハンドルとダブルハンドルどっちが良いのか?

シングルハンドルがマニュアル車ならば、ダブルハンドルはオートマチック車。どちらも一長一短あり、こちらがいいとは決めることはできません。シングルとダブルもシチュエーションや、自分の釣りのスタイルに合わせて使い分けてもらうのがベストです。

一定速度で引きたいクランキングではダブルハンドル、リトリーブに緩急を付けたりイレギュラーなアクションを加えるスプーンやミノー、ボトムの釣りなどではシングルといった具合でしょうか。

いくつかのタイプのハンドルを用意し、ロッドなどと同様、使うルアーによってリール本体はそのままでハンドルを交換する。こうすることで、より繊細な釣りが実現できるようになります。

  


ナイロンラインの特性

扱いやすい素材でビギナーアングラー向け

化学繊維の釣糸としては、一番古い素材。太平洋戦争で米軍が使っていたパラシュートのロープをヒントに作られた、という一説もあり、戦後からこの素材が釣糸の主流になっている

ナイロンの持つメリットは多い。他の素材に比べると比較的安価なこと。しなやかなこともメリットで、リールスプールへの馴染みがよくキャストでラインが放出するときに起こりやすいバックラッシュや糸ヨレといったトラブルが少ない。この特性から、ビギナーアングラーにオススメの素材である。

伸びがあるのも特徴だが、これは一長一短がある。トラウトがバイトしてきたときに違和感を覚えにくく、しっかりと食ってくれるし、クランキングでのファイトのときなども適度なクッションが生まれバラしにくい。反面、短所はというと感度がやや鈍ること。劣化に対しても気配りが必要だ。吸水や紫外線劣化が起こる。特に吸水劣化によるラインブレイクを防ぐためにも、マメに新品と交換するようにしたい。

  


PEラインの特性

強度と感度がズバ抜けている!

単繊維を複数寄り合わせて作られたブレイデッドライン。繊維の数は4本が主流とされてきたが、現在は3本や8本を寄ったタイプもある。

PEラインは両刃の剣といってもいいくらい、長所と短所がハッキリしている素材。まず長所は、感度が圧倒的に優れている。伸度は4~5%ほどしかなく、ほとんど伸びないと言ってもよいラインである。この低伸度によって、小さな違和感やわずかな変化もアングラーに伝える優れた感度が生み出される。活性が渋ってナイロンでは獲れないような小さなバイトも、PEの場合だと獲ることができるケースは多い。

PEを使いこなす場合の注意点もしっかり把握しておきたい。まずは結節部分。伸びが無いためフッキングなどでの瞬間的な荷重が、結び目に集中しやすく、そこがすっぽ抜けたり切れたりする。接続するノット部分に注意をしたい。非常にしなやかなのだが、そのため風があるときはラインがあおられたり、ロッドのガイドに絡みやすいケースもあるので注意だ。また、一般的に製品価格は高価であることが多い。

PEラインの感度は繊細さを要求されるエリアフィッシングとは非常に相性がいいが、注意点のみ心掛けてさえおけば、強力な武器となる。ナイロンやフロロと比較して価格は底上がりだが、耐久性があってその分長く使える。

  


フロロカーボンの特性

高比重が様々なメリットを生み出す

感度がいいことが、一番の特徴。伸度はナイロンよりも低い程度なのだが、初期荷重による伸びが少ない。小さな負荷、つまりトラウトのバイト程度の負荷では伸びが少ないために、感度がよくなっている。

高比重であることも釣りにとってプラスになる。浮かせて使うトップウォーターで高比重はマイナスだが、それ以外のルアーとの相性は良い。ライン自体が沈むために、マイクロスプーンなどの軽量ルアーでもレンジキープさせやすくなる。ボトムの釣りにおいても、ルアーとアングラーとの間のラインの軌道が直線的になるため、ルアー操作がしやすくなるのだ。

水中では見にくくなるのもメリット。フロロの屈折率は水のそれに近いため、水中では溶け込みやすく目立たず、魚に発見されにくのである。

ナイロンと比較すると、価格は少々高め。それと、全体的に張りのある硬い仕上がりになっている製品が多いが、近年はソフトタイプも多数発売されている。低温の冬場は、張りのあるフロロラインは、若干糸ヨレやバッククラッシュのトラブルに気を配って使う必要もある。