ベイトリールのブレーキ調節のコツは?
メインの調整はメカニカルブレーキの強弱です。マグや遠心は微調整に使います。また風のあるときのセッティングですが、向かい風ならメカニカルを強めにかける設定。横からの風に対してはマグや遠心をかけての調節です。ちなみに無風の状態なら、マグブレーキは緩めに使います。
ベイトタックルでラインスラックが出にくいメリットは?
まずひとつは着水直後のバイトに素早く反応して確実にフッキングさせられること。それと通したいコースに対して、より正確にルアーが通せることです。スラッグが出ない分、風や波によって、ラインが余計に出ていくことがないため、思い描いたトレースコースで、しっかりルアーが引けます。
ベイトタックルはアクションがつけやすい?
ベイトタックルの重心は、ちょうどリールの位置にある。だから、ここを少し動かすだけでルアーを細かく操作することができます。ロッドディップを動かすのではなく、パーミングしている手をチョンチョンするだけで、アクションがつく。だから、ベイトタックルは繊細なアクションを必要とする釣りが得意となります。
ベイトタックルは着水直後のバイトが多い?
魚は着水する前からルアーを見ています。そして高い位置からルアーが入射してくるスピニングの軌道に飽きている傾向にある。でも、軌道の低いベイトで投げると、同じルアーを使っていても反応よくバイトしてくることがあります。しかも、ラインスラックが少ない分、ベイトのほうが、この着水直後のバイトを的確にフッキングさせやすいのです。
エリアベイト向きのベイトリールは?
コンパクトで4lbのラインが60~70mは巻けるモノ。そしてギア比が8.0:1前後のハイギアタイプがお勧めです。ブレーキシステム的にはスプーン専用なら遠心でもいいですが、プラグも投げるつもりなら、現状はマグブレーキのモデルが良いでしょう。遠心ブレーキのアルデバランBFSもマグブレーキ化可能なので、リールの選択の幅はだいぶ広がりました。T3AIR、アルデバランBFS、RevoLTXがお勧めです。