ルアーのカラーローテーションの基本は派手か地味か
カラーローテーションの基礎となるのは、基本色と呼ばれる色の分類を知るところから始まります。この基本色はおよそ3つの系統に分けられます。
まずひとつ目が「派手系」。これは読んで字の如くで、トラウトの定番色である赤金や白、鮮やかな黄色など、色彩がきつめの原色系で、見るからに派手なカラーがこの系統に当たります。派手系は高活性な魚やスレていない魚に対して劇的な効果を示すことが多いので、放流魚狙いなどでは多用されるカラーです。また、その強いアピール力を活かして、その日の様子を見るための最初のカラーとして使われることが多いです。
派手系カラーの対極に位置するのが「地味系」と呼ばれるカラー群。これはダーク系と呼ばれることもあり、黒やこげ茶といった見た目にもダークで地味な色目のカラーがこれにあたる。地味系のカラーは一見すると目立たないが、水中ではルアーのシルエットがハッキリと出るため魚からすればかなり見やすいカラーであり、色彩によるアピールは低いものの、ルアーの存在感はしっかりと魚にアピールすことができます。
派手系、地味系とみてきましたが、もうひとつの系統が「中間系」です。これは中間色と呼ばれることが多く、こちらを耳にしたことのある人も多だろう。中間系は、派手系と地味系の間に位置するカラーで、ベースが黄色、緑、青など色々な色目があります。どれも比較的淡い感じのカラーが多く、水中ではシルエットをぼかしてぼんやりとした見た目になるといわれている。派手系ほど色彩がきつくなく、地味系ほどシルエットがハッキリ出ない。そんなカラーが中間色です。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。