シングルハンドルとダブルハンドルどっちが良いのか?
シングルハンドルがマニュアル車ならば、ダブルハンドルはオートマチック車。どちらも一長一短あり、こちらがいいとは決めることはできません。シングルとダブルもシチュエーションや、自分の釣りのスタイルに合わせて使い分けてもらうのがベストです。
一定速度で引きたいクランキングではダブルハンドル、リトリーブに緩急を付けたりイレギュラーなアクションを加えるスプーンやミノー、ボトムの釣りなどではシングルといった具合でしょうか。
いくつかのタイプのハンドルを用意し、ロッドなどと同様、使うルアーによってリール本体はそのままでハンドルを交換する。こうすることで、より繊細な釣りが実現できるようになります。
リールハンドルのサイズの違いで何が変わる?
使うルアーによっては、ハンドルの長さを変えて巻いたときのフィーリングに大きな違いが出て、ひいてはそのルアーのポテンシャルを十分に引き出すことができるようになります。
ハンドルの長さを変えることで違ってくるのが、リーリングしたときのトルクです。また、巻き取りやすさも違ってきます。長い方はトルクがあり速い巻きスピードやルアーを大きく移動させることが得意です。短いとトルクは出ないけど、巻きムラが少なく、スローでやわらかいリトリーブに向いています。これらの特徴を踏まえてうえで、使うルアーとハンドルサイズを調整するといいです。
速いスプーニングとボトムやミノーではハンドルは長め、クランキング中心なら短めに設定がベター。もちろんこれが正解というわけではなく、水抵抗の大きいクランクベイトで引き重りが気になるのなら、トルクの出る長めのハンドルにセットしても構いません。また、スプーニングでもスローでていねいなリトリーブをしたいときは短めのハンドルの方が有利です。